【佃住吉講】 8月13日 黒木鳥居 の解体・収納 に若衆の間合いの変化が
【行事・イベント】 - 2023年10月02日 (月)
7月2日に建立した黒木鳥居を、8月13日、解体して納めます。
クレーンを使っても、最後の合わせは人の力。「せ~の!」と声をかけ、力を合わせが繰り返されます。
祭準備作業開始日と、伴に祭事を支え終わったあとの作業日と、互いの呼吸・間の合わせ方に、どれだけ変化があったのか?
・ 【佃住吉講】作業7月2日 お祓い 黒木鳥居 建立で、令和五年 佃住吉神社例大祭 佃住吉講の共同作業が始まります
令和五年 佃住吉神社例大祭 佃住吉講
2023年8月13日 東京都中央区佃
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 気合いは意識的ですが、間合いは自ずからなりゆく自然です。
祭の準備から、祭事を支える様々な活動、そして競い・合わせる獅子頭巡行や神輿渡御。
それぞれの力を出し切り合った気持ちを、最後の手打ち式で締め、身体に刻みます。
そんな、強い 見合い・聞き合い・手間を掛け合いが凝縮した日々が、
若衆たちの自然な間合いを作るのでしょう。
かって、住まい・仕事・遊びが一体で、互いの信頼が可能であった頃への郷愁でしょうか?
契約と交換社会では、交わす価値の多寡次第、コスパ・タイパの差異が、差益となり、蓄積されば資本となる時代です。
物理力から知識力へ、量から質、情報量から要領・秘密へ。かって職人が心身で蓄積し、商人が目と足で稼いだものが、近代物理化学・工業化で量となり、通信・交通・運輸の発展で地域を超え・グローバルになりました。
人と物と情報がバラバラになった今、祭もまた、イベントとして多様多彩。コロナ禍中のオリンピックが、スポーツも競い・観る身体の場をバラバラに。デジタル化XRの仮想上では、今も過去も未来の、時もバラバラに。
喜びや祈りの宴が祭となり、祭りごとが政治となり、仕掛けるもの、費用を負担するもの、汗をかくもの、利用するもの、地域意識を伴にしないものと、バラバラに変わってきました。
今、佃島に私が見るのは、血縁も・仕事も・住まいも分かれてもなお、3年に一度、この3か月の祭を場を、立ち上げ、解き合う祭です。
地縁も大家族も解体し、仕事や子育て・学び・利便次第で、移り住む時代です。都市化150年3世代で、戻る故郷も薄れます。 転居・独居が増え、馴染薄い地域と人、仕事も職場も変化を続け、認められ稼ぎ続けなければならない、孤立と不安を抱え続ける時代。 3年毎でも、集い・戻り合い、素の互いを確かめ合う場が、祭があっていいのではと、直会最後まで、佃住吉講の祭の記録を続けます。
休息なしで担ぎ切るのが佃住吉講。獅子頭の御旅所への巡行は若衆だけ、宮神輿の御旅所までの渡御も若衆が。
令和5年 佃住吉神社例大祭 獅子頭宮出し、御旅所へ
・ 令和五年 佃住吉神社例大祭 宮神輿 佃住吉講各部渡御の後、佃を出て月島へと御旅所渡御
・ 【佃住吉講】 8月7日 帰社祭後 各部での慰労 若衆の締めへ
クレーンを使っても、最後の合わせは人の力。「せ~の!」と声をかけ、力を合わせが繰り返されます。
祭準備作業開始日と、伴に祭事を支え終わったあとの作業日と、互いの呼吸・間の合わせ方に、どれだけ変化があったのか?
・ 【佃住吉講】作業7月2日 お祓い 黒木鳥居 建立で、令和五年 佃住吉神社例大祭 佃住吉講の共同作業が始まります
令和五年 佃住吉神社例大祭 佃住吉講
2023年8月13日 東京都中央区佃
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 気合いは意識的ですが、間合いは自ずからなりゆく自然です。
祭の準備から、祭事を支える様々な活動、そして競い・合わせる獅子頭巡行や神輿渡御。
それぞれの力を出し切り合った気持ちを、最後の手打ち式で締め、身体に刻みます。
そんな、強い 見合い・聞き合い・手間を掛け合いが凝縮した日々が、
若衆たちの自然な間合いを作るのでしょう。
かって、住まい・仕事・遊びが一体で、互いの信頼が可能であった頃への郷愁でしょうか?
契約と交換社会では、交わす価値の多寡次第、コスパ・タイパの差異が、差益となり、蓄積されば資本となる時代です。
物理力から知識力へ、量から質、情報量から要領・秘密へ。かって職人が心身で蓄積し、商人が目と足で稼いだものが、近代物理化学・工業化で量となり、通信・交通・運輸の発展で地域を超え・グローバルになりました。
人と物と情報がバラバラになった今、祭もまた、イベントとして多様多彩。コロナ禍中のオリンピックが、スポーツも競い・観る身体の場をバラバラに。デジタル化XRの仮想上では、今も過去も未来の、時もバラバラに。
喜びや祈りの宴が祭となり、祭りごとが政治となり、仕掛けるもの、費用を負担するもの、汗をかくもの、利用するもの、地域意識を伴にしないものと、バラバラに変わってきました。
今、佃島に私が見るのは、血縁も・仕事も・住まいも分かれてもなお、3年に一度、この3か月の祭を場を、立ち上げ、解き合う祭です。
地縁も大家族も解体し、仕事や子育て・学び・利便次第で、移り住む時代です。都市化150年3世代で、戻る故郷も薄れます。 転居・独居が増え、馴染薄い地域と人、仕事も職場も変化を続け、認められ稼ぎ続けなければならない、孤立と不安を抱え続ける時代。 3年毎でも、集い・戻り合い、素の互いを確かめ合う場が、祭があっていいのではと、直会最後まで、佃住吉講の祭の記録を続けます。
休息なしで担ぎ切るのが佃住吉講。獅子頭の御旅所への巡行は若衆だけ、宮神輿の御旅所までの渡御も若衆が。
令和5年 佃住吉神社例大祭 獅子頭宮出し、御旅所へ
・ 令和五年 佃住吉神社例大祭 宮神輿 佃住吉講各部渡御の後、佃を出て月島へと御旅所渡御
・ 【佃住吉講】 8月7日 帰社祭後 各部での慰労 若衆の締めへ