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祝 義太夫50年記念 野澤松也浄瑠璃おたのしみ会 その二 合わせあう小鼓、琴

野澤松也師匠の語る声に三味線の多彩さ、 田中佐次郎さんの小鼓の切れと音色、山崎扇秋さんの琴の清らかな調べ。合わせあわれる舞台の記録です。

『初音旅静変』 小鼓 田中佐次郎

『生写朝顔話 宿屋の段』 琴 山崎扇秋 義太夫50年記念 野澤松也浄瑠璃おたのしみ会


祝 義太夫50年記念 野澤松也浄瑠璃おたのしみ会
2023年8月24日 浅草公会堂第2集会室
出演 野澤松也 小鼓 田中佐次郎 琴 山崎扇秋
世話人 河野友江
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 佐次郎さんの小鼓の音色、手の絞り、指先づかいと、その加速度が、覗えました。
三味線の音量の変化と加速度に、小鼓は合わせやすいのですが、繊細な琴は、カメラ位置のマイクでは拾い難い。
人は生音では、興味のある音に聴き入ることはできますが、機械マイクは個別に置き、調整しなければ、バランスが取れない。
扇秋さんの琴の音は、雑味のない響きが美しく、残しきれなかったのが残念です。琴も正目を選んでいたそうですが、弾き・押さえながら、駒を合わせつづけ、さりげなく響き合う、和音も美しい。
松也師匠の弾き語りでは、声の大小・抑揚から、三味線を弾く撥、指使い、すべて独りで整えられます。
その抑揚・緩急の幅と繊細さが、余りにも自然で、精緻なマイク一本で、楽しませていただいてきたこと、実感しました。
自然・出来事・人情を映し奏でる邦楽の豊かさは、聴きこむほどに面白いのです。

自然と人と人の関わりを結ぶように、自在に弾き・語り続ける 『祝 義太夫五十年記念 野澤松也おたのしみ会』 8月24日のご案内
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