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思春期のサードプレイス 「校内居場所カフェ」 ’ゆるさ’の中のコミュニケーションの力を

校内居場所カフェ全国ネットワーク 設立準備全国キャラバン 関東”キックオフ”大会に参加させて頂きました。

校内居場所カフェの始まりは、ひきこもり支援等の若者支援者たちが、まだ所属を失っていない中・高校生のうちに若者に出会うために、課題集中校や教育困難校と呼ばれる学校へのアウトリーチを開始したことがきっかけとなっています。
若者が、支援機関を訪れる年齢は、30歳前ごろで、学校という所属をうしなってから10年後ほどになってからが多いそうで、高校の中で、成績や成果という結果ではなく、顔と名前で認めてもらえる信頼できる大人と出会える場が求められていると。

大会内容とワールドカフェのテーブルリーダーは、下記資料コピーを参照ください。
校内居場所カフェ work table

映像記録は、実施団体の活動報告から、西東京の「子ども放課後カフェ」からです。

上智大学総合人間学部 澤田稔 教授の応援メッセージから
居場所カフェが教育を変えてゆく ゆるさの意味

校内居場所カフェ全国ネットワーク 設立準備全国キャラバン 関東”キックオフ”大会
主催;特定非営利活動法人パノラマ

2023年3月15日 全国町村会館 ホール
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 
小学校のプレイディや児童館以外の、子どもの居場所はどこに在るのでしょうか? 中・高生の居場所が特に気になります。学校教育の専門家ではないので、ソトからの主観ですが、書いてみます。

校内居場所カフェで、求められているのは、何もしなくても、出来なくても、名前を覚え・声をかけられ、語り合う時を積み重ねた信頼関係です。
ファーストプレイス(家)は、親子・兄弟などで、役割が固定しています。
セカンドプレイス(学校・職場)も、上司・部下、客と従業員、先生と生徒、先輩と後輩など、役割が固定しています。
サードプレイスという身体を伴う地域コミュニティは、情況に応じて役割が逆転したり、固定されていないところが特徴です。
放課後の部活も、塾も、目的に沿って役割と評価がきまっています。
自由であるはずの遊びも、サイトや場のサービスの利用者と分かれてしまいます。

日本の敗戦から高度成長期までの、誰にも見える復興・成長期を越えて、進学・就職という共通できた社会所属願望が薄れました。さらに、AI/ロボティックスの利用が増えるほどに、知識・スキルよりは、他者との信頼関を作れる環境が、青少年だけでなく、成年・加齢者にも求められているように感じています。
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