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<まちひとサイト>からのお知らせ

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佃島旧飯田家住宅保存活用プロジェクトへのクラウドファンディングは、6月24日迄

佃島に建つ築100年の魚問屋 旧飯田家住宅は、亡き田島恒夫さんを想い起こす住まいです。
豊漁と安寧を伴に祈り・感謝し、また、無縁仏を盆に迎えてきた、佃島の暮らしぶり。
建築的にも意義がと、佃島旧飯田家住宅活用委員会が組織化され、調査と、活用案ができました。

旧飯田家祭の時
飯田家8 平面図
飯田家11 活用 図面
              (イラスト・図面は、プロジェクトHPより)
改修工事等必要金額:1000万円の内、300万円を第一目標金額にして、クラウドファンディング、支援募集は6月24日(土)午後11:00までです。(参加は下記プロジェクトサイトより)
佃島に建つ築100年の魚問屋 旧飯田家住宅保存活用プロジェクト

記録:まちひとサイト
あとがき> 佃島でも、更地にして売り地になり、今風の建物が混ざるようになりました。
この魚問屋宅を建て替えて一般の住宅にするのではなく、保全して、提案の多用途なシェアスペースとして、多様な人が関われば、佃島暮らしの密度濃いコミュニケーション空間を次世代に伝えられるのではないかと。

路地に向かい開いて、左側に玄関、右側の土間に井戸・流し。襖で仕切られ開ければつながる部屋同士は、気配が通い、廊下・階段を歩く音も伝わるでしょう。些細な音にも敏感に、自らの呼吸も落ち尽くのでしょうか? 
近代技術が自然から人の空間を隔離し、個人が個室に籠もる西欧近代の生活に馴染みながら、’空気’をネット上まで読み合う過剰な自意識に、息苦くなりがちな現代。マスクを外し、表情を露わに、見合い、認め合う暮らしへと、どう戻るのか? 
セキュリティー・プライバシー・肖像権・・・と守るほどに他者を退け、孤立が深まり、自己調整が要請され、敢えて相手に伝わる表現をしなければ、関われないような時代。利益・損得・コスパ・タイパで測られる合理的な相互生活が、今後のAI/ロボティックスに置き換えられ、人が無用にならないか?
多様な人、多様な場面それぞれで、感じることと調整し合うこと(Feeling &Fitting)こそ、人ならではの能力であり、楽しみで在り、またAIに読み取らせ、革新してゆく手がかりなのではないでしょうか?

佃島田島家自宅から恒夫さんの送別式は、昭和を送るよう
飯田宅路地から 飯田恒夫 葬儀ソト今年は住吉神社の例大祭.。

未だ恒さん弔いの盆踊りを踊れていないのが悔やまれます。


佃島を歩けば、佃島の暮らしぶりを体現していた‘恒さん’が、のそっと出てくる幻視に、今でもとらわれます。
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