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道路はもっと活用できる!  月島西仲通りの二丁目から、三丁目へのアーケードは、月島暮らしの文化を引き継ぎます

月島西仲通り二番街、マンション前に残るアーケードに、新たな地域生活の場の可能性が
01mD3C08805 (2二番街アーケード下入口) 03mD3C08837 二番街アーケード南から

・ 月島西仲通り二番街に面する高層マンション周りの居心地は? 周りの道の使い方が変わってゆく兆しに?

月島 北地区の配置計画図にも、歩道上のアーケードが残っています。(2020年9月7日のプレスリリースより)
月島三丁目北地区 配置 立面図
月島三丁目北地区 配置西仲通り側拡大図

このアーケードは、これまでの、そしてこれからの街暮らしの距離感を大切にできる空間なのです。
今、時間による歩行者専用利用を、もっと検討して、アーケード下を寛ぎの場に、車道を歩車共存の場所にしてゆける可能性があります。

参照記事>
・ 月島長屋学校後、月島の街空間・街生活を振り返る
・ 月島路地
「この月島での生活感覚を、道路、街割り、住居での生活距離で考えてみると、基本単位は、路地:1.8~2.7m、三間塘路:5.4m、六間道路:10.8mです。
 対人的な間合いの取り方を研究した認知心理学のエドワード.T.ホールは、北米東海岸中流成人を観察して、0.46m,1.22m,3.6mを目安に、私的/友好的/公共的と分かれてくると考えました。
日本の一間=6尺は、米国の6フィートとして、伴に人の身体サイズに応じて作られ、単位が似通っています。
月島の路地ですれ違えば、私的な距離、三間道路で友好的、六間道路の両側からで公共的という距離感です。」
月島物語、 月島再発見
街には、町屋・長屋の住まい方、互いの尊重の仕方、競い創発の仕方、補い合い方があったのです。
街に住まう、日本橋

・ 大規模タワーマンションのコミュニティを考える THE TOKYO TOWERSのビジョン検討会
「マンション内にカフェができないか」などの議題がでていた検討会のその後の展開は、まだまだです。
記録:まちひとサイト
あとがき> 
大規模マンションと言えども仕事・集い・学びなどを他所にして、その中だけで完結するわけではありません。
更に大規模開発が進んできて、休日・平日を通じて、もんじゃ焼きだけでない、飲食店がふえているのが現状です。
子育て世代でも、赤ちゃんをお風呂に入れた後、でかけて集える処です。

・ 街づくり、コロナ禍対策は、短期から長期的な、より純度が高く居心地のよい場づくりへ
特徴的な事例
特徴的な事例

・ ヨーロッパの都市文化から 自動車中心から人間の道への戻し方
庭付き一戸建ての武家屋敷文化を、マンションに押し込んできたのが日本の高層マンションです。公開空地も区分所有者の私権で考えてしまいます。

米国の自動車優先都市政策を、いまだに踏襲中です。(すでに、道路の人優先へと改革が始まっています)
・ 車からではなく人から 『道』 を考え、都会の鼓動を楽しんで暮らす場に サディック・カーン氏

欧州の都市では、数階以下の集合住宅と前面の通り、公園へと、連続した歩行者優先の空間をつくってきています。
バルセロナ ガウディ通り - コピー

月島仲通り、時刻別に歩行者専用になる車道を、歩車共用にしてゆけば、
このアーケードのある歩道は、座り・寛ぐ場に変わります。馴染みやすい縁台を置いて、沿道や周りの人が一緒に管理してゆく機運が高まれば、これからの月島地域の大切な通りになるでしょう。
あの路地へ出て、三軒道路や六間道路へと、近所・馴染みの人を、見かけ・声をかけあってきた町工場住人の月島の生活文化。 転入してきた方々も、コロナ禍を超えて、気心の合うひとと、ネットワークを活用しながら、見かけ・声をかけ・立ち止まれる場所は、大切にされるでしょう。



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