Hama House(はまはうす)街に開いたカフェが 地域生活をリアル・ネットで結ぶ拠点に
【まちづくり の仕組・手法】 - 2021年08月15日 (日)
「親子防災たんけん オンライン」が開かれたHama House(はまはうす)は、goodmooruning.co.jpが運営するカフェです。日替わり四種のデリも、雑穀米とサラダ・みそ汁がセット。2Fでプライベート・レストランでプライムコースも頼めますし、Wifiとプロジェクターを使っての集いもできます。屋上もオープンで、許可をとったイベント時は、前の道路も楽しめます。
今回の、オンライン・イベントでは、Wifiの接続からZoomの運営サポートまで、手伝ってもらいました。

・ 日本橋五の部の防災訓練は、「親子防災たんけん オンライン」
・ 日本橋五の部のオンライン防災訓練を繋ぐ日本橋消防団員・若手
Hama House(はまはうす)は、又、(一社)日本橋浜町エリアマネジメントの拠点でもあります。
事務局 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-10-6
電話:03-6661-7084 FAX:03-6661-7058
①まちの交流促進 ②まちのプロモーション ③まちの環境整備
・ 裏日本橋桜まつり3月28日は、もう開花!裏日本橋応援人のインスタ応募開始
・ あの日からちょうど十年目! 近縁を掘り起こす:3月11日発行・配布「浜町おもいやり新聞」
・ ワンコもGO TO → HAMACHO DOG FEST 10月10日(土)11日(日)
・ トルナーレ日本橋浜町の公開空地の社会的実験は、「居心地よく歩きたくなる」への一歩
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 日本橋は、江戸以来の町割りで、旧町内の結束が強い反面、町会同士の調整が難しい地域でした。日本橋区・京橋区が合併して町名・番地が変わっても、神社祭りで氏子同士の調整を見守り、神輿渡御を支えるのは、江戸以来の火消:江戸消防記念会です。行政は、町会・自治会が、戦前・戦中・戦後の招集・配給・防犯・交通安全・防災活動を引き継いできました。
しかし、都心の職住分離の空洞化からマンション増加の再集中で、地権者は分散・地縁者は減り、マンション規模が大きくなるほどに、管理組合と区分所有者は、地域との縁は薄くなりました。小学校も縮小・合併から再拡張、幼稚園に保育園、高齢者施設など、生活・教育・介護なども、機能別に分散し、核家族も個人化し、地縁・同級生も分散。都心再集中で、転入した多様な人の地域意識は、薄いものです。 中央区では、耐震・耐火で在宅・事業所内避難が多いものの、小学校単位での避難場所・対応組織化が原則です。
復興時の行政中心の自治会や、地元物販・小売り業も盛んな商店街を軸とする地域生活・経済も、生活・仕事の広域化と物販・地場事業の広域化が進みました。施設も広場も公園も、子どもや高齢者、スポーツや児童公園と、機能別に分かれ、大規模開発事業では、周りからの移住・集客を一義とします。
そんな今、行政だけに依存しないで、地域に関わる事業者と住民が、地域活動・エリアマネジメントに関わる必要が強調されます。しかし、その多様な市民・事業者の活動は、一つの価値観・決済で全てを管理し合うのではなく、互いの価値観・活動を認め合う舞台:プラットフォームの上でこそ可能になります。これまでの町会・自治会、商店街、開発事業者などの組織活動を超えて、住む人・働く人・集う人自身から動き出せる舞台づくりが必要です。
その第一歩が、こんな地域に開いたカフェや生活サービス事業です。中央区のように地価の高い・限られた空間ですから、事業として持続できなければ、続けられないでしょう。
今、コロナ禍で、地域の飲食業を営む人が大変です。生存の為の衣食住なら、宅配・デリバリーで、個室・孤立生活で済みます。飲み食いしながら、会話を楽しみ・認め合える街暮らしの拠点の危機なのです。街に開いた・道に開いたお店が、これからの街暮らし・多様な人に会っての創発を楽しみ・補い合える生活の足掛かりです。
今回の、オンライン・イベントでは、Wifiの接続からZoomの運営サポートまで、手伝ってもらいました。


・ 日本橋五の部の防災訓練は、「親子防災たんけん オンライン」
・ 日本橋五の部のオンライン防災訓練を繋ぐ日本橋消防団員・若手
Hama House(はまはうす)は、又、(一社)日本橋浜町エリアマネジメントの拠点でもあります。
事務局 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-10-6
電話:03-6661-7084 FAX:03-6661-7058
①まちの交流促進 ②まちのプロモーション ③まちの環境整備
・ 裏日本橋桜まつり3月28日は、もう開花!裏日本橋応援人のインスタ応募開始
・ あの日からちょうど十年目! 近縁を掘り起こす:3月11日発行・配布「浜町おもいやり新聞」
・ ワンコもGO TO → HAMACHO DOG FEST 10月10日(土)11日(日)
・ トルナーレ日本橋浜町の公開空地の社会的実験は、「居心地よく歩きたくなる」への一歩
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 日本橋は、江戸以来の町割りで、旧町内の結束が強い反面、町会同士の調整が難しい地域でした。日本橋区・京橋区が合併して町名・番地が変わっても、神社祭りで氏子同士の調整を見守り、神輿渡御を支えるのは、江戸以来の火消:江戸消防記念会です。行政は、町会・自治会が、戦前・戦中・戦後の招集・配給・防犯・交通安全・防災活動を引き継いできました。
しかし、都心の職住分離の空洞化からマンション増加の再集中で、地権者は分散・地縁者は減り、マンション規模が大きくなるほどに、管理組合と区分所有者は、地域との縁は薄くなりました。小学校も縮小・合併から再拡張、幼稚園に保育園、高齢者施設など、生活・教育・介護なども、機能別に分散し、核家族も個人化し、地縁・同級生も分散。都心再集中で、転入した多様な人の地域意識は、薄いものです。 中央区では、耐震・耐火で在宅・事業所内避難が多いものの、小学校単位での避難場所・対応組織化が原則です。
復興時の行政中心の自治会や、地元物販・小売り業も盛んな商店街を軸とする地域生活・経済も、生活・仕事の広域化と物販・地場事業の広域化が進みました。施設も広場も公園も、子どもや高齢者、スポーツや児童公園と、機能別に分かれ、大規模開発事業では、周りからの移住・集客を一義とします。
そんな今、行政だけに依存しないで、地域に関わる事業者と住民が、地域活動・エリアマネジメントに関わる必要が強調されます。しかし、その多様な市民・事業者の活動は、一つの価値観・決済で全てを管理し合うのではなく、互いの価値観・活動を認め合う舞台:プラットフォームの上でこそ可能になります。これまでの町会・自治会、商店街、開発事業者などの組織活動を超えて、住む人・働く人・集う人自身から動き出せる舞台づくりが必要です。
その第一歩が、こんな地域に開いたカフェや生活サービス事業です。中央区のように地価の高い・限られた空間ですから、事業として持続できなければ、続けられないでしょう。
今、コロナ禍で、地域の飲食業を営む人が大変です。生存の為の衣食住なら、宅配・デリバリーで、個室・孤立生活で済みます。飲み食いしながら、会話を楽しみ・認め合える街暮らしの拠点の危機なのです。街に開いた・道に開いたお店が、これからの街暮らし・多様な人に会っての創発を楽しみ・補い合える生活の足掛かりです。
- 関連記事
-
- 5.パネルディスカッション「社会的インパクト評価を推進する「仕組み」を考える (2016/07/16)
- オープンマップ、オープンデータ、オープンガバメント、、、オープンという運動がビジネス・生活を変えてゆく State of the Map Japan 2016にて (2016/09/07)
- ’まちの会話’ を分かち合う 『まちひとサロン』映像 を応募ください! (2021/11/13)
- 佃住吉講若衆が守り深める’地域との関係’ 4月8日 さくら祭・龍神祭にて (2018/04/15)
- ソーシャルワーカーに「専門性」は必要か? 荒井浩道 『ソーシャルワーカーのジリツ』出版記念シンポジウム より (2016/08/13)