中央区は今、コロナ禍被災中! 市民と公共の両方からの災害対応のために『協働型災害訓練in杉戸』2021から
【防災・危機対応】 - 2021年02月25日 (木)
中央区は、今、コロナ禍被災中です。

まちひとサイトでは、都市型大災害の阪神淡路大震災の1月から広域の東日本大震災の3月までと、災害対応訓練記事を重ねてきました。
大災害時の都心中央区の中では、地震・火事、水害などに対する地域・建物・体制などの対応力は様々です。
その中で、誰もが、市民と同時に事業・行政員の両方の立場で、対応を迫られます。
被災現場から行動可能な空間の中、防災から発災・救命・救急から一時・長期・復興期に応じて、弱さと強さを補い合えるようにと、この8年、市民を軸とした協働型災害支援訓練に参加した記録です。


*行政各部所が市民主導の訓練の中で、災害本部立ち上げの座学とワークショップ記事です。
市民活動から繋いでゆく『協働型災害訓練in杉戸』2021(開会の記録)
<行政の初動から災害対策本部活動>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*防災・被災対応は、住み続け・対応し続ける市民が、現場で被災情報を集め、公共に伝え、公共と連携して進めるものです。
被災時には、「被災想定」という前提は、ありません。
<郷土と防災とリスク管理> 『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
<被災情報捜索・収集・広報>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
*平時の生活・弱者への対応体制ができていなければ、災害後の犠牲者も増え続けます。
<被災対応から変えられた医療・介護・生活>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*マンション居住世帯が90%以上の中央区では、個別の防災・被災対応の限界を超える、実効的な協働防災訓練ができているところは、僅かです。
<マンション防災>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
*流動人口が多く、混ざるほどに、地域への愛着心は薄まり、信頼関係で動ける人も少なくなります。市民活動にも、市場調達しなければならない資材・経費や、休業して対応する専門職の費用を集められなければ、強者のみ、つまり広域・大規模な事業者中心の街になりがちです。
<市民の信頼で運用するコミュニティ財団へ> 『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*相手の時間・手間を省き、コミュニケーションのコストを削減し、課題の大きさ・優先度を判断するためのデータを記録し・共有しなければ、お互いに多くの無駄を費やしてゆくでしょう。そして、復旧・復興の地域間競争のなかで、中央区は遅れてゆくでしょう。
<市民の協働型災害訓練 DXを活用したICS訓練>『協働型災害訓練in杉戸』2021

*どんなにデジタル・ネットワークを活用したコミュニケーションが盛んになっても、意図して表現できない・感知できない、人同士の対話や共感・合意は、リアルな場が必要です。不動産価格が高く、空き家も見つけにくい中央区でも、企業や大規模マンションの一角を、地域でシェアしてゆく余地があります。日常に多様な人が出入りし、お互いに見慣れ・認め合った人が増えるほどに、非常時の拠点として使われやすいのです。
協働型訓練in杉戸を支えてきた拠点 埼玉NPOハウス(東松山)が2月20日開所
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>
災害対策からみた被災対応の活動種別や時系列は、整理できます。
しかし、被災直後の五里霧中から、動きながら組織化してゆく被災対応活動は、日常生活の中で、信頼し合えるひとを、近縁にどれだけ持てるか?あるいは、日々、共に愉しみ・補い合う人が、どれだけ居るか? 生活サービスに依存するほどに、サービスが止まった時を予測しておきたいものです。 災害・復旧・復興も、平等には来ないし、出来ません。

まちひとサイトでは、都市型大災害の阪神淡路大震災の1月から広域の東日本大震災の3月までと、災害対応訓練記事を重ねてきました。
大災害時の都心中央区の中では、地震・火事、水害などに対する地域・建物・体制などの対応力は様々です。
その中で、誰もが、市民と同時に事業・行政員の両方の立場で、対応を迫られます。
被災現場から行動可能な空間の中、防災から発災・救命・救急から一時・長期・復興期に応じて、弱さと強さを補い合えるようにと、この8年、市民を軸とした協働型災害支援訓練に参加した記録です。


*行政各部所が市民主導の訓練の中で、災害本部立ち上げの座学とワークショップ記事です。
市民活動から繋いでゆく『協働型災害訓練in杉戸』2021(開会の記録)
<行政の初動から災害対策本部活動>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*防災・被災対応は、住み続け・対応し続ける市民が、現場で被災情報を集め、公共に伝え、公共と連携して進めるものです。
被災時には、「被災想定」という前提は、ありません。
<郷土と防災とリスク管理> 『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
<被災情報捜索・収集・広報>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
*平時の生活・弱者への対応体制ができていなければ、災害後の犠牲者も増え続けます。
<被災対応から変えられた医療・介護・生活>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*マンション居住世帯が90%以上の中央区では、個別の防災・被災対応の限界を超える、実効的な協働防災訓練ができているところは、僅かです。
<マンション防災>『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から
*流動人口が多く、混ざるほどに、地域への愛着心は薄まり、信頼関係で動ける人も少なくなります。市民活動にも、市場調達しなければならない資材・経費や、休業して対応する専門職の費用を集められなければ、強者のみ、つまり広域・大規模な事業者中心の街になりがちです。
<市民の信頼で運用するコミュニティ財団へ> 『協働型災害訓練in杉戸』2021の講演から

*相手の時間・手間を省き、コミュニケーションのコストを削減し、課題の大きさ・優先度を判断するためのデータを記録し・共有しなければ、お互いに多くの無駄を費やしてゆくでしょう。そして、復旧・復興の地域間競争のなかで、中央区は遅れてゆくでしょう。
<市民の協働型災害訓練 DXを活用したICS訓練>『協働型災害訓練in杉戸』2021

*どんなにデジタル・ネットワークを活用したコミュニケーションが盛んになっても、意図して表現できない・感知できない、人同士の対話や共感・合意は、リアルな場が必要です。不動産価格が高く、空き家も見つけにくい中央区でも、企業や大規模マンションの一角を、地域でシェアしてゆく余地があります。日常に多様な人が出入りし、お互いに見慣れ・認め合った人が増えるほどに、非常時の拠点として使われやすいのです。
協働型訓練in杉戸を支えてきた拠点 埼玉NPOハウス(東松山)が2月20日開所
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>
災害対策からみた被災対応の活動種別や時系列は、整理できます。
しかし、被災直後の五里霧中から、動きながら組織化してゆく被災対応活動は、日常生活の中で、信頼し合えるひとを、近縁にどれだけ持てるか?あるいは、日々、共に愉しみ・補い合う人が、どれだけ居るか? 生活サービスに依存するほどに、サービスが止まった時を予測しておきたいものです。 災害・復旧・復興も、平等には来ないし、出来ません。