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<まちひとサイト>からのお知らせ

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データ社会、個人データ主権の確立とオープンなエコシステムを:Planetway 第1回フォーラム

まえがき>
電子マネーのポイント獲得には積極的になっても、データ社会に戸惑う人が多い。My Data も、行政機関の合理化からのはずが、個人データ管理利用意識・部署間の情報連携指向の低さが残る。しかし、日常の銀行・クレジット利用データから、ケータイ・スマホの位置情報、自動車のナビ、防犯の監視カメラなどへと、意識されないままに、個人データは社会的に蓄積・流通し続けている。スマホで、G-Mail・カレンダーを使っていれば、すでに手帳にあった電話帳・スケジュールは、外部化し,アプリも文書もエンターテイメントもネット上にある。ソーシャルメディアは、購買以前のコミュニケーションまで、パーソナライズして、企業グループのOne to One Marketingが成熟してきた。行政福祉も申請による措置から、登録とサービス利用へ代わり、もう直ぐ。

介護保険制度に対応して、医療・介護の個人データ統合による生活全般のケアを目指した私の記録
『生きることは老いること』せんねん村の中澤明子さんを想い出して、個人情報主導のデジタル5G時代の生活介護を考える

ビッグデータ活用による社会的資源の最適利用が課題になり、米国・ECとは別の日本型情報銀行などの取り組みが始まり、個人データの、個人主権利用と社会的利用とが混乱し、コロナ・パニックで移動制限がかかってネット利用が増えている今、敢えて、一つの社会的技術企業の話題を記事にさせていただきます。

取材記事>
2月11日渋谷スクランブルスクエア(東棟)渋谷QWS(キューズ)で開かれた第一回プラネット・フォーラムでは、エストニア共和国より、ユリ・ラタス首相を招いて、Planetway 新コミュニティ発表などが行われました。
サイバーセキュリティを誇るエストニアの電子政府基盤技術、X-ROADを日本向けに最適化した
セキュアP2PソリューションPlanetCrossに、ユニバーサルID基盤:PlanetIDを、Planetway Corp.が展開はじめました。
プレスリリース
Planet ID Planet way 1 ID

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取材・記録: まちひとサイト
参照>
橋田 浩一 hasida.koiti@i.u-tokyo.ac.jp
Kôiti Hasida (2013) Personal Life Repository: Distributed PDS for Data-Driven Improvement of Your Welfare. AAAI Spring Symposium 2013 (Data Driven Wellness), Stanford University. (招待講演)
橋田 浩一 (2017) 分散PDSと情報銀行: 集めないビッグデータによる生活と産業の全体最適化. 情報管理, 60(4), 251-260.
分散PDSを用いたスマートソサエティの構築
「 AIを社会で実運用し十分大きな価値を生み出すには、AIによるサービスの相手(ほとんどの場合は個人)に関する良質で詳細なデータをその場で簡単に利用できる必要がある。そこで、自治体の持つ(保健、医療、教育、税などに関する)パーソナルデータ、および地域の民間事業者のサービスから生ずる(購買などに関する)パーソナルデータを各住民本人に電子的に開示し、本人がそのデータをPLR (personal life repository)というアプリで蓄積・管理して自らの意思で他者と簡単に共有できるようにすることにより、各個人が本人のパーソナルデータを自分や社会ために自由に活用できる状態を作る。また、パーソナルデータを本人が管理していることにより、本人同意に基づいてそのデータを収集しAIの開発等に活用するのが簡単になる。これによって当該地域をAIの実証フィールドかつ市場にし、地域の生産性と福利を高めるとともに、そのAIを他地域に展開する。」
ssPLR 個人から
ssPLR センターから


社会的ヘルスケアデータの収集方法が、PLR:Personal Life Repository で見えてきた

あとがき>
ネット社会に暮らせば、ネット上の活動ばかりでなく、購買活動からリアルな動静まで、データ化される時代。人は、他者が集積した自主データやビッグデータとAIによる、予期され絞られた刺激の消費者になってゆくのか、それとも自ら受発信するデータを管理・方向付けをしてゆけるのか? 人の欲望の際限なさを取り込み増殖させるデータ自身の自律的な運動が、人から離れて自律的に動き出すことにも気づけないほど他律的な未来を避けるには、リアルに偏在する個人が自らのデータを制御して、更なる差異と創造を享楽し続ける人間が活きる未来が希望されます。
日常の些細な変化を、たまゆらの喜びとし、もののあはれ、あっぱれを、楽しみあえる人の社会です。絶対神でも永遠の真理でもない、限りある資源と命の相対変化し続ける世界を受け入れる感覚。
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