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令和元年の神田祭 日本橋五の部連合渡御に街づくりの見える化の兆しを

日本橋五の部の気の合い方は、普段からの付き合いの深さ。ゴノちゃん運動会、防災訓練、餅つき大会、納涼祭など、協力し・行き来し合う機会が重なるほどに、顔が馴染み、気もそろい、喜びが膨らんできます。
DSC09659祭役員ss 連合渡御白半纏 連合渡御 拍手 浜町囃子
集った後は、各町へ。 浜二西・浜三西・浜二・浜三東・中洲

久松・浜一・東日本一は、甘酒横丁での三の部合同へ
東日本橋一 三の部手締め
   *親合・金座町会の渡御は、神酒所の休息の様子と伴に別記事に
令和元年五月十二日
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>連合渡御では各氏子町会それぞれに、支え方・集い方も異なりますが、行事・活動ごとに、高齢世代から、勤め人、子育て世代と子供たちが、混ざり合っての参加です。浜町囃子は、毎週稽古に集まる子供たちの祭囃子。年長者は、社会人として地域ばかりでなく、大江戸盆踊り大会の浜町公園入口ではやし続けています。
神田・日本橋は、江戸幕府の下町として、町火消・お店・大家さんがまとめる沽券の店子など、江戸百万都市を築きつづけた町衆の地。
神幸祭が、政治・まつりごとの統治であるとすれば、神輿渡御は、町の気概を見える化する自治が姿が窺がえます。各町との挨拶・打ち合わせを重ね、木打ちで揃い、手締めで気を合わせ合う。法律・契約・理論ではなく、心身と触れ合う周りの人と踏みしめる道を、息も気も溶け合って、天に向かって神輿を差し上げます。
この時の心身の循環・脳細胞の活性ぶりを検知すれば、その町衆の気魂が測れるでしょう。
祭りを重ね、齢を重ね、育ち・年老いてゆくなかで、お互いをそのまま認め合う町暮らしの自覚が育っていました。
今、分業・専門化した商品・サービスを消費する生活が、グローバルに移動し、ネットワークに流動する時代の都市暮らし。心身と周りの人と環境を繋ぐ手がかりとして、地域の神社を軸とする祭のリノベーションが、期待されているのかもしれません。
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