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新富座こども歌舞伎節分祭奉納公演 街の子ども達の舞台を

新富座こども歌舞伎 節分祭奉納公演
2011年2月6日鉄砲洲稲荷神社神楽殿

6 口上 支度・舞台


7 寿式三番叟 楽屋


8 寿式三番叟 舞台


9 三人吉三巴白浪 楽屋


10 三人吉三巴白浪 舞台前半


11 三人吉三巴白浪 舞台後半


12 白浪五人男 神楽殿での位置取り稽古


13 白浪五人男 舞台
「新富座こども歌舞伎」の会 代表 諸河文子


所感>いろいろ考えさせられることがあっったので、稽古と舞台の両方の映像を記録させていただきました。

 今、歌舞伎座が建替え中の中央区にも、子ども歌舞伎がある。
しかし、それは江戸から続いた日本橋浜町・人形町界隈ではなかった。
文明開化後の新富座のあった銀座・築地・明石町に接する新富町界隈の町衆が、
2007年に立ち上げた「新富座こども歌舞伎の会」です。
 その中心は、藤間流の踊りを大人に教えられている藤間文園さんこと諸河文子さんが、
町の将来を担う子どもに伝えるためにと立ち上げて、多くの町衆が支えてきた会です。
江戸時代は、旦那衆ばかりでなくおかみさん、番頭さん・小僧さんや、武士まで身分を隠して、
歌舞伎を楽しんだとのこと。歌舞伎舞台からお稽古毎の琴・三味線・お花・お茶から日々の住まい・暮し方が身についていたのは、明治・大正・昭和一桁生まれまででしょうか?
 太平洋戦争敗戦後の戦後の荒廃・復興の中、学校教育もラジオもテレビにも、
自由主義・カントリーソング・西部劇・ホームドラマ・ディズニーアニメが持ち込まれ、
復興から高度成長へ向かう頃の大学の学園祭では、コカコーラが無料で配られていました。
 今、フォークソングとJポップ、ストリートダンスとヨサコイ、コミックからマンガ・アニメ・ゲームへと、消化・逆流させてきました日本風土のDNAが、次の世代にも引き継がれるには、その根っこを絶えずたどり直すことも必要でしょう。
 ?LDKと機能分化した洋式生活に育ったご両親は、もはや歌舞伎とは遠い生活です。しかし、正座に馴染み、歌舞伎の深さに惹かれている様子を見ると、玄人にしか伝えられない身体に根ざした文化があるのだと、今更ながら思い出されます。
 この風土に根ざした暮しの根っここそが、国際化のなかで際だって、差異化をつづけて経済の文化かを進める源泉ではないか? だから、趣味・好みという次元ではないことの手がかりとして、稽古を含めて記録させていただきました。

取材・記録:中央社恊の「まちひとサイト」 藤井俊公

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コメント
8:伝統に触れる by 取材・記録者 藤井俊公 on 2011/02/25 at 23:09:34

寿式三番叟の着付をまつ少女が、正座で待つ姿、三人吉三でカツラをつける姿、身体で伝統を受け止めているように想えて、堪らない。