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身体に沁み入る、琵琶。サワリ、語り、唄  麹町邦楽ライブ第11弾

邦楽麹町スクールが主催する麹町邦楽ライブ第11弾に、琵琶の初演奏。琵琶奏者:千山ユキ、聞き手:福原鶴十郎。一部・二部まとめてび記録。
DSC00651琵琶全身 DSC00572琵琶
DSC00672琵琶五種図 DSC00669琵琶各部図 DSC00653琵琶海老を見る DSC00576琵琶柱
琵琶 とは

琵琶「川中島」

平成30年2月12日 ゼンCafeマリーナ2階
記録:まちひとサイト
あとがき> 奈良時代に日本に伝来し、雅楽で用いられている雅楽琵琶には’さわり’は無い。鎌倉時代からの平家琵琶、江戸時代17世紀末の妄僧琵琶、明治以後の薩摩琵琶、筑前琵琶には、’さわり’があり、江戸時代16世紀末に伝来した三線に’さわり’を附けたのは、琵琶の影響と聞く。 和音を美しく響かせるには、濁りの無い音を。多数の楽器を合わせ、棋譜し、平均律として理から、精緻な音階を追求した西欧音楽には、’さわり’は、不都合だったようだ。
 しかし、人が生まれたジャングルの音は、意識されない高低までの連続的な音の海であり、感応していることは脳波で分かる(『音と文明』大橋力 著)。音を純化し、リズム・メロディ・和音で構成される’西欧音楽’と戦後の米国音楽に育った世代が、環境と心身の感応に敏感になるほどに、この引き継がれてきた’さわり’の領域を、コトバや意識を越えた多様なセンサーで拡げることが出来る。宇多田ヒカルの作曲風景をTVで見ると、体験感覚を音にして、コトバを載せて唄う様子に、自らの声に合わせ音をつくり唄う、琵琶の空間との繋がりを感じた。
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