9ブロックを纏めて、道路を人の生活の場に:SuperBlockプロジェクト【バルセロナ街暮らし空間】シリーズ第二弾
【環境・街】 - 2018年05月18日 (金)
一方通行で車を避けながらの街の道も、ブロックを纏めてエリア内を人の生活の場にすることができる。
バルセロナ市サン・マルティ地区でのSuperBlockプロジェクト。de Sancho d'Avila 通りの路上や交差点では、ベンチ・テーブル、児童公園、路上ゲームなどを手がかりに、勤め人・学生・子育て親子や近隣シニアなどの生活が見える。

自動車一方通行路+歩道を、9ブロック内、自動車通行路をデザインすれば

1 歩行者優先エリア内
2周辺車優先道から歩行優先道へ
3歩行者の生活優先への転換
(写真、動画の地図は、Open Street Mapより)
シリーズ記事>
・途切らさない歴史の上、市民生活/活動をデジタリゼーションで刷新してゆく Smart City:バルセロナ市 訪問所感
・狭い道を人の道に戻して、小さな広場が息づく 【Barcelonaの街暮らし空間】 Fontana駅から d'Astories小路、二つの小さな広場
2017.11.13 Mon. 14PM頃
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>
19世紀の産業革命勃興期、スペインのマンチェスターと云われたバルセロナ市は、建築家ゼルダ氏により、モジュールブロックで都市拡大政策を実施した。400m×400m内の9ブロック、20mの道路、都市交通を担う蒸気汽車の曲がりのための大きな隅み切りの交差点。
衛生環境を目指して、五階の両側/中空の計画だったブロック内建築は、道路面を埋め、人口集中に応えた。1975年以後の民主化以後、都市環境、市場経済、社会福祉のバランンスがとれた、Ajustament de Barcelona(バルセロナ適合計画:著者訳)にて、 工業地域だったサン・マルティ地区は、大改造が進んでいる。

参考資料リンク>
・22@Barcelona Plan:A program of urban, economic and social transformation
・都市環境デザイン会議関西ブロック バルセロナ旧市街の再生 ー個別・小規模な環境整備から拡がるまちづくりー 阿部大輔氏
* 都市政策・展開は、それぞれの地勢・経済・生活文化の積み重ねで、そのまま真似ることはできない。
しかし、掲げる価値観/都市活動データを常用する都市運営と、個別の地域・道路・建築・付帯設備などには、中央区でも手がかりは多い。狭い道に、更に車道/自転車道/歩道と段差、ガードレール、、、機能別区分利用が常識ではない。街区や建物のスケール/沿革が違うが、公開空地/駐車・駐輪スペースなど、使い方はいろいろ。その地域に住み・活動し・使い・管理できる人に沿って、工夫できることは多そうだ。区分所有者/管理者の孤立を越える概念と手法が求められる。
関連記事>
・’車’ 中心から ’人’ 中心の都市へ再び! バルセロナ市がSurper Block」計画を実施へ! 都市情報を活用し、生活の質を目標に、街をリノベーション!
・見える化、生態分析:アーバンンデータを活用しての課題や可能性を探る技術
バルセロナ市サン・マルティ地区でのSuperBlockプロジェクト。de Sancho d'Avila 通りの路上や交差点では、ベンチ・テーブル、児童公園、路上ゲームなどを手がかりに、勤め人・学生・子育て親子や近隣シニアなどの生活が見える。


自動車一方通行路+歩道を、9ブロック内、自動車通行路をデザインすれば



1 歩行者優先エリア内
2周辺車優先道から歩行優先道へ
3歩行者の生活優先への転換
(写真、動画の地図は、Open Street Mapより)
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・途切らさない歴史の上、市民生活/活動をデジタリゼーションで刷新してゆく Smart City:バルセロナ市 訪問所感
・狭い道を人の道に戻して、小さな広場が息づく 【Barcelonaの街暮らし空間】 Fontana駅から d'Astories小路、二つの小さな広場
2017.11.13 Mon. 14PM頃
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>
19世紀の産業革命勃興期、スペインのマンチェスターと云われたバルセロナ市は、建築家ゼルダ氏により、モジュールブロックで都市拡大政策を実施した。400m×400m内の9ブロック、20mの道路、都市交通を担う蒸気汽車の曲がりのための大きな隅み切りの交差点。
衛生環境を目指して、五階の両側/中空の計画だったブロック内建築は、道路面を埋め、人口集中に応えた。1975年以後の民主化以後、都市環境、市場経済、社会福祉のバランンスがとれた、Ajustament de Barcelona(バルセロナ適合計画:著者訳)にて、 工業地域だったサン・マルティ地区は、大改造が進んでいる。

参考資料リンク>
・22@Barcelona Plan:A program of urban, economic and social transformation
・都市環境デザイン会議関西ブロック バルセロナ旧市街の再生 ー個別・小規模な環境整備から拡がるまちづくりー 阿部大輔氏
* 都市政策・展開は、それぞれの地勢・経済・生活文化の積み重ねで、そのまま真似ることはできない。
しかし、掲げる価値観/都市活動データを常用する都市運営と、個別の地域・道路・建築・付帯設備などには、中央区でも手がかりは多い。狭い道に、更に車道/自転車道/歩道と段差、ガードレール、、、機能別区分利用が常識ではない。街区や建物のスケール/沿革が違うが、公開空地/駐車・駐輪スペースなど、使い方はいろいろ。その地域に住み・活動し・使い・管理できる人に沿って、工夫できることは多そうだ。区分所有者/管理者の孤立を越える概念と手法が求められる。
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