’日本橋七福神めぐり’から、日本橋の街暮らしは?
【地域事業】 - 2011年01月04日 (火)
1月4日、’仕事始め’の前に、日本橋七福神巡りを撮らせていただきました。

日本橋三越百貨店から中通りを渡り、山本海苔店前を通り、小舟町へ
福禄寿・弁財天 小網神社 日本橋小網町16-23
布袋尊 茶の木神社 日本橋人形町1-12-10
弁財天 水天宮 日本橋蛎殻町2-4-1
大国神 松島神社(大鳥神社) 日本橋人形町2-15-2
毘沙門天 末廣神社 日本橋人形町2-25-20
寿老神 笠間稲荷神社 日本橋浜町2-11-6
恵比寿神 椙森神社 日本橋堀留町1-10-2
恵比寿神 寳田恵比寿神社 日本橋本町3-10
小津和紙店、昭和通りを歩いて (信号から日本橋三越へ)
映像:日本橋七福神めぐり(前編)
映像:日本橋七福神めぐり(後編)水天宮から小津和紙店
* 柏から毎年参られている『あさひシニアクラブ』の皆さんに
声をかけさせて頂きました。
所感>
昼頃に人形町駅にむかう途中、椙森神社への行列の増え方をみると今年は更に参加者が多かったようです。日本橋三越百貨店でスタンプシートをもらって、七福神をめぐって小津和紙店でお茶をいただきながらアンケートを書いて、もど戻れば、三越さんと山本海苔店さんでおみやげが。お祭り・巡りは江戸からのイベント。商店から卸しへ、米相場から穀物取引へ、人・モノ・カネを集めてきた歴史を感じます。しかし、商業・商社・金融業が拡大し、運河から車へとの昭和通り・高速道路が人通りを分断し、多数の地下鉄駅毎に人の流れが外と直結してきました。

昨年11月にオープンしたコレド室町は、三越百貨店、三井本館、日本橋三井タワーと繋がり、地下道の両側が地下で繋がり、ショーウインドウも上質を感じさせます。しかし、大規模ビルは、内外・階層を区切り、人の繋がりを隔てがちです。どこでも・いつでもアクセスできるWebサイト、サインとディスプレイに相乗効果のある活きた動画が、隔たりを埋めるでしょう。流通改革に沿って商店街・百貨店・シッピングセンター・アウトレット・専門店街と店舗とモノの集まり方は変わりましたが、人が集い・歩き回る大切さはは変わってこなかった。

日本橋七福神めぐりは、スタンプラリーという仕掛けにともなった、日本橋三越のスタッフが街角に立ち、声かけやと対話での案内、神社の氏子・町会の方々、商店の応対などが揃って成り立っています。しかし、これを毎週、毎日続けるものではない。かといって、ケータイの位置情報でショッピング情報にすると質より価格、ブームによる客の山谷などどこでも出来ることになり、老舗がつちかってきた人・モノ・情報と伴に歩んできた日本橋の本質を失いかねません。
広域の日本橋に、昭和通りを超えて人が賑わうには、人形町界隈の飲食店ばかりでなく、多様な商店・商社のモノを選び・使い・楽しむ生活文化を伝え合う、繋ぎ合う必要を感じます。コレド室町が広い日本橋各町の窓口になり、昭和通りを超えた繋がりを演出されるのを期待します。人・モノ・情報の’情報’というと、Web・ケータイ・スマートフォン・デジタルサイネージ・・・とシステム機器やネットワークは揃ってきましたが、肝心なのは個人のつぶやきを超えた情報対話。大がかりなメディア・ミックスは大企業・大組織頼りですが、広域日本橋の個別売り場・現場にて、人・モノ・情報をまとめて伝え続けている人が育ち、互いに繫いで観られる’街舞台づくり’が求められます。
七福神めぐりでアンケートを書く場所とお茶をいただける小津和紙店では、街巡りなどの企画も続いていました。もちろん和紙の文化を創造してゆく活動もつづいています。今年も1月4日~15日は、東京芸術大学受託研究の「絵本の絵画展」が開かれています。1月10日(月)の「絵画用紙の諸相とその発揮について」の経過発表は、映像取材をさせていただきます。紙・筆・墨を極めようという人の工夫をつたえてゆくことが、日本橋の国際化へともつながってゆければとWeb映像で公開させてもらいます。日本が大切にしている漢字には、アジア固有の身体から表象・記号・文字まで総合しているメタ・メディア性があり、さらに磨く道具が必要なのですから。
*住んでいる人・働いている人・訪れる人が伴に、街暮らしを楽しんでいる手がかりが沢山ある広域日本橋です。
取材・記録:まちひとサイト 藤井俊公
ECOEDO日本橋プロジェクト ライトアップは12月26日まででしたが
日本橋みゆき通り道路実験完了報告会
日本橋みゆき通り道路実験完了報告会 懇親会
NPO「はな街道」の夏のクリーンウォーク2010
’日本橋みゆき通り’ 街に働き・住まう人をつなぐ道
2009年1月9日「まち・ひと中央」1 日本橋の正月風景
2009年1月9日「まち・ひと中央」3 小津ギャラリー「紙本の絵画展」

日本橋三越百貨店から中通りを渡り、山本海苔店前を通り、小舟町へ
福禄寿・弁財天 小網神社 日本橋小網町16-23
布袋尊 茶の木神社 日本橋人形町1-12-10
弁財天 水天宮 日本橋蛎殻町2-4-1
大国神 松島神社(大鳥神社) 日本橋人形町2-15-2
毘沙門天 末廣神社 日本橋人形町2-25-20
寿老神 笠間稲荷神社 日本橋浜町2-11-6
恵比寿神 椙森神社 日本橋堀留町1-10-2
恵比寿神 寳田恵比寿神社 日本橋本町3-10
小津和紙店、昭和通りを歩いて (信号から日本橋三越へ)
映像:日本橋七福神めぐり(前編)
映像:日本橋七福神めぐり(後編)水天宮から小津和紙店
* 柏から毎年参られている『あさひシニアクラブ』の皆さんに
声をかけさせて頂きました。
所感>
昼頃に人形町駅にむかう途中、椙森神社への行列の増え方をみると今年は更に参加者が多かったようです。日本橋三越百貨店でスタンプシートをもらって、七福神をめぐって小津和紙店でお茶をいただきながらアンケートを書いて、もど戻れば、三越さんと山本海苔店さんでおみやげが。お祭り・巡りは江戸からのイベント。商店から卸しへ、米相場から穀物取引へ、人・モノ・カネを集めてきた歴史を感じます。しかし、商業・商社・金融業が拡大し、運河から車へとの昭和通り・高速道路が人通りを分断し、多数の地下鉄駅毎に人の流れが外と直結してきました。

昨年11月にオープンしたコレド室町は、三越百貨店、三井本館、日本橋三井タワーと繋がり、地下道の両側が地下で繋がり、ショーウインドウも上質を感じさせます。しかし、大規模ビルは、内外・階層を区切り、人の繋がりを隔てがちです。どこでも・いつでもアクセスできるWebサイト、サインとディスプレイに相乗効果のある活きた動画が、隔たりを埋めるでしょう。流通改革に沿って商店街・百貨店・シッピングセンター・アウトレット・専門店街と店舗とモノの集まり方は変わりましたが、人が集い・歩き回る大切さはは変わってこなかった。

日本橋七福神めぐりは、スタンプラリーという仕掛けにともなった、日本橋三越のスタッフが街角に立ち、声かけやと対話での案内、神社の氏子・町会の方々、商店の応対などが揃って成り立っています。しかし、これを毎週、毎日続けるものではない。かといって、ケータイの位置情報でショッピング情報にすると質より価格、ブームによる客の山谷などどこでも出来ることになり、老舗がつちかってきた人・モノ・情報と伴に歩んできた日本橋の本質を失いかねません。
広域の日本橋に、昭和通りを超えて人が賑わうには、人形町界隈の飲食店ばかりでなく、多様な商店・商社のモノを選び・使い・楽しむ生活文化を伝え合う、繋ぎ合う必要を感じます。コレド室町が広い日本橋各町の窓口になり、昭和通りを超えた繋がりを演出されるのを期待します。人・モノ・情報の’情報’というと、Web・ケータイ・スマートフォン・デジタルサイネージ・・・とシステム機器やネットワークは揃ってきましたが、肝心なのは個人のつぶやきを超えた情報対話。大がかりなメディア・ミックスは大企業・大組織頼りですが、広域日本橋の個別売り場・現場にて、人・モノ・情報をまとめて伝え続けている人が育ち、互いに繫いで観られる’街舞台づくり’が求められます。
七福神めぐりでアンケートを書く場所とお茶をいただける小津和紙店では、街巡りなどの企画も続いていました。もちろん和紙の文化を創造してゆく活動もつづいています。今年も1月4日~15日は、東京芸術大学受託研究の「絵本の絵画展」が開かれています。1月10日(月)の「絵画用紙の諸相とその発揮について」の経過発表は、映像取材をさせていただきます。紙・筆・墨を極めようという人の工夫をつたえてゆくことが、日本橋の国際化へともつながってゆければとWeb映像で公開させてもらいます。日本が大切にしている漢字には、アジア固有の身体から表象・記号・文字まで総合しているメタ・メディア性があり、さらに磨く道具が必要なのですから。
*住んでいる人・働いている人・訪れる人が伴に、街暮らしを楽しんでいる手がかりが沢山ある広域日本橋です。
取材・記録:まちひとサイト 藤井俊公
ECOEDO日本橋プロジェクト ライトアップは12月26日まででしたが
日本橋みゆき通り道路実験完了報告会
日本橋みゆき通り道路実験完了報告会 懇親会
NPO「はな街道」の夏のクリーンウォーク2010
’日本橋みゆき通り’ 街に働き・住まう人をつなぐ道
2009年1月9日「まち・ひと中央」1 日本橋の正月風景
2009年1月9日「まち・ひと中央」3 小津ギャラリー「紙本の絵画展」