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エリア・マネジメントとエリア・ライフ 「これからのエリアマネジメントに必要な人材とは?」エリアマネジメント人材開発セッションに参加して

都市計画から(街づくり)へ、新天地や大規模更地の開発と既存市街地の再創生は、立ち上げる人・関わる人の順序が変わっていることに気付かされた会合でした。 
基調講演の馬場正尊氏は、神田・日本橋でのアート関係者の誘致から、既存不動産のリユース・リノベーションを利用されない公共不動産の斡旋まで、Web上で仕掛けての展開。
UDCK(アーバン・デザイン・センター柏)の三牧浩也氏は、つくばエクスプレス新駅開発準備からの住民不在時からのコミュニティ・コンセプトのリアル化を、行政‣地権開発業者・大学との連携で。
ソトノバの
泉山塁威氏は、個人空間の外で関わり合う人から、意識し、見なし、改造されてゆく街づくりを。
ソトノバ
 (写真は、 「これからのエリアマネジメントに必要な人材とは?」での泉山塁威氏のプレゼン画像から)
11月30日(木) 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階スカイホール
主催:エリアマネジメント人材育成研究会(都市計画学会研究交流分科会A) 、法政大学多摩共生社会研究所
後援:全国エリアマネジメントネットワーク
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 都市計画・「まちづくり」というと、専門家・行政担当者がすることだと、割り切りがちです。しかし、主体は、住まい・集う人たちの意識やリアルな活動の集積から、始まっていること。日々の新しさ・面白さと、時間の単位が異なる街の規則や姿を決めてゆく志向とは、同じではないことに気付きます。
 とかく、お上・お寺・商人・製造業が先導した日本の城下町・門前町・楽市・企業城下町。工業化から情報化の時代になり、多様な住民・事業者が混在し、市場に任せるだけでは、結局どこでも同じということに、なりかねない。日本橋・京橋・月島それぞれの地域の昔を懐かしみながら、大規模再開発に身を任せる高度成長期的な街づくりは終わりかけています。
 日本のように、行政・事業者・市民、、、NPO,ボランティア活動者という分け方もありますが、米国の様に開拓者が治安も教育も自分たちで担う街づくり繰り返し、機会を求めて移住を続けるところもある。そして、歴史あるバルセロナのように、生活品質を向上しながら街の持続力を高めるために、「市民と専門家」と、エリアに関わる人の一般性と専門性で分け、市に登録してゆく方法もありました。
 そのとき協議されていたことが、「マルチ・シチズン:多様なかかわり方をする市民」というテーマでした。 現に中央区で活動を続けるひとは、自身の専門分野で在る・無いにかかわらず、活動し・協力し合う人の繋がりが大切にされています。 
 これから、更に、街の住みやすさと活力を再構築する、 特定のエリアに住・働き・集う人たちが、様々なフェーズで関わる構造、ソトノバの図が読めてきます。 どのように既存の組織が新たに関わる人や研究者を受け入れるか? コミュニティは自分で動いて・繋いでこそ楽しみ・頼りにできるものですから。
途切らさない歴史の上、市民生活/活動をデジタリゼーションで刷新してゆく Smart City:バルセロナ市 訪問所感

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