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<まちひとサイト>からのお知らせ

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中央区社会福祉協議会、さわやかワーク中央に、明けましておめでとうございます。

1月4日仕事始めを迎えた、社会福祉法人 中央区社会福祉協議会、ボラティア・区民活動センターの皆さんに
中央区社会福祉協議会仕事はじめ
いろいろなイベントや作業の取材をさせていただいた、中央区社会福祉協議会 
さわやかワーク中央(就労継続支援B型)中央区障害者就労支援センター に
さわやかワーク中央しごとはじめ
新年の挨拶とともに、写真を一枚撮らせていただきました。

所感>社会福祉協議会は、法律にもとづいた全国組織ですが、それぞれの地域に合わせた活動をされています。社会福祉が措置からサービスへと変わり、さらに、少子高齢化・世帯の分散・縮小がすすむ状況への対応がせまられています。社会福祉協議会(以下’社協)は、様々な部門に分かれサービス提供者でありつづける行政とは別の視点、個別課題ではなく、世帯の課題をその地域社会から解決をせまられ続け、多様な分野にわたり調整・解決をする立場です。行政の所轄は、福祉保健部・福祉事務所の留まらず、区民部・環境部・土木部・都市整備部・教育関係から文か・生涯学習、商業観光、事業振興、シルバー人材など、生活・事業に関わってしまいます。これからは、、税や保険による公共サービスや、民間有料サービスを購う収入も予算も縮小しようというとき、広域・国際経済の中での差別化を進めるためにより企業が専門化せざるを得ない時期です。より多様になる地域社会生活ニーズを、措置やサービス商品で応えきれるわけがない。
 世帯・地域から社会に応えようとしてきた社協も又、交付金や寄付金だけでの措置では対応しきれない。高齢化する民生員・町会役員・既存地域活動グループによる奉仕活動の限界が見えている。かといって、新たなサービス・新たな組織・法人を個別作り続けては、その管理・運営・連携の手間・コストばかりが嵩んでゆく。地域生活・サービスこそは、地産地消で、その場・その都度、自発的に手伝い・手伝われる関係でこそ、解決できる。民生員や奉仕活動者ばかりに頼るわけにいかない。高齢化する活動者の介護に追われるようになる前に、もっとしなやかで、持続的な地域社会をつくる役割が社協には問われているのではないか?
 仕事も住まいも、ビルの中で、お互いに見かけ・声をかける機会が少なくなった今の中央区。今まで以上に、「何をやっているか、何ができるか、何が課題なのか、何が楽しいのか、・・・・」記録し・伝え合う努力が必要です。そして、その地域・期間・規模にそって組織や地域をこえて応え合う一人一人の姿勢が必要です。
 「措置からサービスへ」から、「専門的なサービス提供とともに、日常的なサービスを繫ぐ人の組織へ」。ファミリー・サポート、虹のサービス、出前講座など、サービスの実施・普及を進め、その場・その都度、サービスする人と利用する人を繫いでゆくことで、あらたな街の暮し方をつくってゆく社協であって欲しいと思うのです。
いろいろな人が、いろいろな立場、役割を使い分けてゆき、その時・その場の協力が’有り難く’思えるのでは?有り難さが重なれば、この高密度な都心暮らしを心地よく感じ合い、中央区を大切にしようという次の世代が育ちます。

 中央社協の「まちひとサイト」は、一人の取材・編集で、微力ですが、中央区社会福祉協議会の支援をいただいて、年を越すことができました。編集機器は、小伝馬町の十思スクウェア内協働ステーション中央のサロンにおかせていただいていますが、所轄は、八丁堀社協内のボランティア・区民活動センターとなります。これからの街暮らしの手がかりを、区民・行政・企業などが個別でなく協力しあっている活動を取材・Web掲載して、既存・新規の住人・勤め人・訪問者の共通の記憶と連携の手がかりにと続けています。
 取材・記録できるのは、ほんの僅かですから、皆様の発信と呼応してゆきたいと存じます。また、ボランティア・区民活動センター登録のグループ・個人の地域活動支援協同ブログ’ちゅうおうボラネット’では、地域活動支援の方々がいっしょに発信しています。伝え合う人が増えれば、それを繋げる連携サイトも具体化できるでしょう。

 旧年中のご支援・ご協力ありがとうございました。
 今年もよりいっそう、地域の記憶・連携のてがかりづくりを進めてゆきますので、
 よろしくお願いしします。
                 1月4日
                 中央社協の「まちひとサイト」 藤井俊公
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