個性あるローカル・エリアがグローバルに繋がる時代、食文化の築地、都心健康生活の晴海、銀座・日本橋・・・・中央区のエリアテーマは更に増える
【まちづくり の仕組・手法】 - 2017年03月07日 (火)

写真は、再開発中の渋谷駅東口(ヒカリエからの撮影)
CreativeCityConsortium:渋谷−二子玉川ー自由が丘のこれからを考える会:主催のCreativeMeeting 20170306にて、中村伊知哉(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授)の話を聞く機会があった。
クラウドなコミュニケーション/メディア インフラが整う中の社会を動かすキーワードは、
Big Data Wearable (いつも) BlockChane
IoT (なんでも)
AI (かしこい)
これを、リアルな鉄道網/駅/駅周辺の東急グループが、をどう活用してゆけるか、楽しみになってくる。
中村氏が協議会理事長をつとめるCiP協議会が、東京都港区(竹芝地区)に「コンテンツ×デジタル」産業の拠点を形成する活動母体をつくる。
羽田ー浜松町の交通インフラを活かし、海外のオタくメディアのメッカを目指す特区事業だ。
グローバリズムは、このような特徴のあるローカルエリアが、相互に接続されて、それぞれの特徴を最大化する時代に入りつつある。
中央区でも、築地と銀座・日本橋地域を、食材から調理法、そしてもてなし方までも含めた食文化の街へと支援をしている。
食材の物流拠点が、築地と直結する有明へ移り、湾岸交通アクセスを求めたのは必然。働き手と水上/陸上交通の利便で、羽田や沖縄の物流特区と繋がって空路海外へ繋がる。
逆に、交通網未整備の晴海オリンピック村後は、その特性を活かして静かな都心型健康生活特区として、子育て・障害者・高齢者の都心型健康生活特区になればいいのでは? 湾岸スポーツ施設の集積も進み、スポーツも成長過程の子どもや健常者だけでなく、障害者から超人スポーツ、シニアスポーツへと展開できる。
取材・記録:まちひとサイト
あとがき>「eコミュニティ世田谷」プロジェクト事務局長を勤めているとき、大変お世話になった東急電鉄の縁で参加したミーティングでした。再開発計画が逐次進んでいる中央区ですが、混乱の築地市場界隈、新たな生活像が見えてこないオリンピック選手村後を考える上で、「特区」という施策に期待します。
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