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地域生活の関わりあいを深めるための「中央区地域福祉活動計画」策定懇談会

中央区地域福祉活動計画策定のため、京橋・日本橋・月島各地域での懇談会が、8月26〜30日に開かれました。
地域福祉活動計画って? 中央区地域活動の背景
策定のための懇談会は今回が初めて、中央区社会福祉協議会の立場、中央区での課題、活動計画中次の三つのテーマでの意見提案をいただきました。
 ・地域福祉の担い手の発掘・支援
 ・地域活動に参加しやすい仕組みづくり
 ・気軽に立ち寄れる居場所+拠点・居場所づくり
この結果とパブリックコメントを受けて、10月8日に策定委員会で計画が最終検討されます。
 中央区社会福祉協議会が中央区地域福祉活動策定中、(スタッフのワーックショップ)
取材・記録:まちひとサイト
あとがき> 行政区それぞれの事情に添っての社会福祉協議会の活動は、理解しにくい面があります。
 まず、行政のような議決と税によるサービスではないこと。そして、’福祉’という言葉が、社会的弱者への最小限の措置から、高度成長期以後の行政サービス/企業の福利厚生サービスのように、受けるものとして考えられがちなことです。長寿化による高齢生活、核家族/共稼ぎでの子育てなど、障害者でなくとも、誰もが家族・親族や近縁者には頼れないで外部サービスへの依存する生活弱者の一面が広がっています。これは、経済活動が、世襲されず、分業が進み、地域を越えた市場経済の早さも規模も拡大しつづけている過程での現象です。この中で、社会福祉協議会は、地域の住民を会員として、外部依存しきれない生活を支え合う住民の活動を促進する立場としての業務が拡大しつづけています。
 懇談会で寄せられた意見/提案などは、計画では抽象化されますが、地域住民が社会福祉協議会を活用して、互いに関わりを深める共有の手がかりです。一人一人が多面的な人格として総合的に受けとめ合って、より多様であり深い関わりを持てるのは、顔を合わせ言葉を交わす時間と頻度が多い近縁者同士です。しかし、マンションの個室に住まい、目的・機能別の場を移動して暮らしているのが現代人の生活。互いの時間と場所を調整して協調した活動をするには、同期的な電話や会合などばかりでなく、非同期でのコミュニケーション・メディアを活用しないと、気づかないうちに生活は縮小し孤立してゆきます。
 社会福祉協議会も、直接関わりにくい住民同士が活用するための民間の組織です。それぞれの方が近く縁のある方々とのお互い様の活動が増え、行政や事業者サービスの個別サービスのすき間を繋ぎ、埋めてゆく手がかりとしての活動計画です。
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