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’生まれた育った我が家で我が町と生きる’  暮らしにそって庭や家を開いてできた笑恵館 

生まれ育った我が家で人生をまっとうしたいと、世田谷の庭のある住宅で、下宿を始め、高齢者へのミニディ、子育てサロンが展開した。そして、事業としてのパン屋さんを併設した多機能・多世代型シェアハウスがオープンした。
世田谷の普通の分譲地に育ち・暮らしてきた街暮らしを、地域の人の課題や楽しみを分かち合いながら持続できる形ができた。
オーナーの田名夢子さんは、プロデュースの松村さんの支援をうけて、個人の自宅を開いて、持続する笑恵館クラブを運営する。
田名さん 松村さん
道路から 模型で
アパート デッキと庭
挨拶 パン屋
経歴
挨拶経歴1経歴2経歴3
笑恵館事業について
施設概要事業概要クラブ概要
2014年5月24日 取材・記録:まちひとサイト 藤井俊公 
あとがき>
協働ステーション中央のワークショップで、松村さんのプロデュースしてきた世田谷の笑恵館のオープンを知った。
世田谷ではオープンガーデンという庭を解放する英国の習慣を引きついできた家がある。塀や外観を街に開いて植栽や装飾を見せる家もある。その住まいと、ライフステージに沿って下宿屋、高齢者のデイケア、娘さんの子育サロンと町の期待に応えて経緯がここにある。空き家対策という行政施策からではなく、個人の生活が社会に開かれてゆくなかで、笑いと恵みの場ができた。

中央区でも、高層大規模マンション新築増加と同時に高齢独居者も増えている。旧家屋・建物の解体・再開発ばかりでなく、住み込んでいる個人世帯同士で、場や役割をシェアをする工夫はできる。 介護・養育・教育・飲食・・・など機能化・外部化・サービス依存して、お互いの個人生活には踏み入らない社会になっている。マンションという外部とも内部世帯とも隔離した生活を望んで入る人がほとんど。しかし、3.11のような大規模災害、日常の保安は、声を掛け合う顔見知りの大切さもわかってきた。管理組合単位では難しくても、マンション内外で意志を同じくするひと同士がシェアできることは、ありそうだ。
地域での自律的な住まい方は、住んでいる人と廻りの人から。月島あたり、近代の町住まいの楽しさを、新世代にどう具体化してもらうか?既存の私有・プライバシー・・・という近代個人主義・消費者主義の見直しが、一人一人の状況に沿って進む時代が来たのかもしれない。
『月島再発見学』で、近代からの'まちぐらし'を再発見!
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