京橋消防団 親子・夫婦で消防団員に (後半)
【防災・危機対応】 - 2010年07月10日 (土)
親子・夫婦で消防団員 京橋消防団第1分団の榎本さん、娘さんの麻佑子さん、お婿さんの田中栄三さんは、親子・夫婦で消防団員です。
6月20日の京橋消防団ポンプ操法大会と東京新聞社の取材の様子を撮影させていただきました。
Part4. 7月10日 演習模擬後のインタビュー 消防団のこと
Part5. 6月20日のポンプ操法大会参加 実技
Part6. 7月10日 演習模擬後のインタビュー 終わり
<所感>八丁堀を担当地域とする京橋消防団第一分団の親子・夫婦の会話には、’八丁堀’町の人の気っ風が感じられます。
武家では、子どもを’家’がそだてた。商人は、’家’ではなく、’暖簾’を継ぐ。子どもは、家ではなく町で育てていた開放感が感じられます。村社会も、近代の産業都市も生産共同体でしたが、町は同業種・異業種ともに競争相手であると同時に、生活は共同で、幕府・行政に対峙していた。主従関係・雇用も、のれん分け、婿入りなど、増え開かれています。
町から街へ、近代から現代へ、新たな街暮らしの商人のつながりは、江戸時代の村の暮しとは違うし、職人の居住する地域とも違います。
住むひと・働く人・集う人が、いくつかの地域固有の組織・つきあい続け、それぞれ他の世界にも関わっている。常に、次の機会が予想され・期待されている関係は、市場世界のその場限りの取引や出会いで、交換・精算されてゆく関係だけに還元されていない。
「八丁堀」として、いろいろな集まりが統一されるのではなく、開かれ・共存していることが、街の楽しさであり、持続力なのではと思います。
次の<防災・危機管理>の記事では、
京橋消防団ポンプ操法大会の様子、そして、銀座震災訓練の事前説明会などの様子を伝えます。
そして、秋の防災訓練では、それぞれの地域の組織・人の繋がりの様子を取材・記録することができるでしょう。
その非常時の為の繋がりが、平時・日常の関わりをどう繋ぎ直してゆくのか?
現代都心に住む人・働く人・集う人の、持続できる関係を、まちひとサイトは探り、長めの映像、枚数の多い写真、輻輳する言葉などで残します。
撮影・記録:まちひとサイト 藤井俊公
6月20日の京橋消防団ポンプ操法大会と東京新聞社の取材の様子を撮影させていただきました。
Part4. 7月10日 演習模擬後のインタビュー 消防団のこと
Part5. 6月20日のポンプ操法大会参加 実技
Part6. 7月10日 演習模擬後のインタビュー 終わり
<所感>八丁堀を担当地域とする京橋消防団第一分団の親子・夫婦の会話には、’八丁堀’町の人の気っ風が感じられます。
武家では、子どもを’家’がそだてた。商人は、’家’ではなく、’暖簾’を継ぐ。子どもは、家ではなく町で育てていた開放感が感じられます。村社会も、近代の産業都市も生産共同体でしたが、町は同業種・異業種ともに競争相手であると同時に、生活は共同で、幕府・行政に対峙していた。主従関係・雇用も、のれん分け、婿入りなど、増え開かれています。
町から街へ、近代から現代へ、新たな街暮らしの商人のつながりは、江戸時代の村の暮しとは違うし、職人の居住する地域とも違います。
住むひと・働く人・集う人が、いくつかの地域固有の組織・つきあい続け、それぞれ他の世界にも関わっている。常に、次の機会が予想され・期待されている関係は、市場世界のその場限りの取引や出会いで、交換・精算されてゆく関係だけに還元されていない。
「八丁堀」として、いろいろな集まりが統一されるのではなく、開かれ・共存していることが、街の楽しさであり、持続力なのではと思います。
次の<防災・危機管理>の記事では、
京橋消防団ポンプ操法大会の様子、そして、銀座震災訓練の事前説明会などの様子を伝えます。
そして、秋の防災訓練では、それぞれの地域の組織・人の繋がりの様子を取材・記録することができるでしょう。
その非常時の為の繋がりが、平時・日常の関わりをどう繋ぎ直してゆくのか?
現代都心に住む人・働く人・集う人の、持続できる関係を、まちひとサイトは探り、長めの映像、枚数の多い写真、輻輳する言葉などで残します。
撮影・記録:まちひとサイト 藤井俊公