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地域でお互いに学びあい続ける、中央区防災協議会の防災セミナー2010第2回(後半)

中央区防災協議会の2010年セミナー 第二回セミナーが
開催日:平成22年7月13日(火)京橋区民会館で開かれました。
テーマは、正しい防災対策『事務所の備えと防災グッズ品評会』。
前半の建物の耐震、家具の転倒防止、ガラスの飛散などにつづき、
防災備品の検討と、町会・行政の備えなどの話です。
防災備品 1

防災備品 2

町会、自治体の対策について


専門事業者の方
防災グッズ
東京都葛飾福祉工場 防災営業部営業開発課 東海林紀博
非常時のトイレ
株式会社 総合サービス 新妻普宣
町会
日本橋掘留町一丁目町会 副会長 永田 朗

<所感>防災訓練は、中央区行政-自治会・公共機関、東京消防庁-消防署ー消防団、企業・施設内自主防災組織、企業・大型都市施設の自主的な活動など、いろいろな系列があります。また、中央区は、住民11万人余、勤め人数十万人、訪問者数十万人と、個人としても立場が異なる人の集まりです。
系統的に防災の訓練や知識共有ができるのは、防災機関関係者・町会役員・企業担当者などでしょうか?自助・公助・共助も、予防・被災避難・救急・復旧・復興、それぞれの時期によって、想定し出来ることは違います。そして災害は、その時その場での想定外の連続ではないでしょうか?
勤務者は企業の責任、住民は自助、訪問者は安否確認後は帰宅難民。街に溢れる避難者を企業が受け入れないですむのでしょうか?高層住宅上層部の住人は、地域と関わりなく生活を続けられるのでしょうか?帰宅難民は、ただ無事に帰ることをだけの被害者なのでしょうか?
頼れるのは人の繋がり。共通の知識・言葉を持ち、お互いを信頼しあい、行動をすることができる人の繋がりが、どれだけ都心被災の当事者の中に在るかどうか。一部の専門家・担当者だけでなく、勤務者・訪問者の混乱を防ぐための普段からの関係づくり。それは、地域の日常の活気や豊かさにつながる街の持続力ではないでしょうか?

この中央区中央区防災協議会は、東京青年会議所中央区委員会の方々が3年前からのシンポジウム・連続セミナーを通じて立ち上げたものです。一年で終わることなく続けてこられたこの地域の中堅の方々の活動が、地域の様々な組織・立場をつなぐ手がかりになる可能性があります。世界に活躍する大企業も又、勤務地でもある地域との繋がりが、事業の持続性を高めるでしょう。
、中央区に暮し・仕事をし・楽しむなかで、もし日常の緩い絆がつくることができれば、今まで考えないようにしてきた防災や地域の課題に取り組むことができるでしょう。この緩い絆づくりを、まちひとサイトでも検討してゆきます。

取材・記録:まちひとサイト 藤井俊公
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